ご存じの通り、昨年は、中居正広と倖田來未、二宮和也と長澤まさみの熱愛スクープ報道が、ジャニーズの“御用メディア”であるはずの大手スポーツ紙でなされた。
「それぞれ女性サイドからのリークといわれてますが、以前なら、スポーツ紙側がジャニーズに遠慮して取り上げることはなかった。東山紀之と内山理名の破局報道や赤坂晃の覚せい剤逮捕といった報道にしても、ワイドショーがこれまで以上に取り上げるようになった。いまだメディアにジャニーズ・タブーは根強くありますが、地殻変動が起きていることは間違いないです」(スポーツ紙記者)
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メディアにおける、スキャンダル報道だけではない。
芸能界においても、ジャニーズをタブー視する風潮に変化が訪れているようだ。
目立ったところでは、昨年春、『めちゃ2イケてるッ!』(フジテレビ系)に中居がゲスト出演した際、雛形あきこが「ジャニーズを無視できるのは、とかげのおっさん(同番組内のキャラクター)と『週刊文春』(ジャニーズ内のホモセクハラ疑惑を執拗に追及した雑誌)だけ」と、さらりと揶揄。
同年秋には、『笑っていいとも!』でデヴィ夫人が中居本人を前に「中居くんには倖田來未って恋人がいて……」と発言、ネット上では「神」扱いを受けた。
そして、今回、「アサヒ芸能」(徳間書店)という“一流メジャー週刊誌”で、公にジャニーズ批判を展開したのが井筒和幸監督だ。
監督が連載する同誌のコラム「アホか、お前ら!」(3月6日号掲載)で、中居主演の映画『私は貝になりたい』について一刀両断したのだ。
「丸刈りにして7キロ減量? 相変わらず太鼓持ちメディアは『すごい役作り』と持ち上げていたが、やせたらエエってもんやないやろ」「制作費10億の大作らしいが、ヤツが元日本兵を演じてるとなると、もうギャグやぞ」 「(役作りについて)制作中からうれしがってひけらかしてるアホにはあきれる」
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さらに井筒監督の毒舌はヒートアップし、その矛先は木村拓哉にまで及んだ。
4月スタートの月9ドラマで木村が総理大臣を演じることに触れ、「出川哲朗が大河ドラマで織田信長をやるよりありえない設定」「ドリフのもしもシリーズも越えられないコントドラマに終わってまいそうやね」と、こちらもバッサリ。
まだまだ、中居の減量は「役者魂」、木村総理は「“高支持率”に注目」などとヨイショする御用メディアや文化人が多い中、この批判は異色である。
SMAPのチーフマネージャー・飯島三智氏(本誌参照)が見たら、頭に血が上って、卒倒するのではないか。
今回、井筒監督に、この辛口批判の真意を聞くべく取材を申し込んだが、実現しなかった。代わりに、コラムを掲載した「アサヒ芸能」の川田修編集長が語る。
「今回、SMAPの中居さん、木村さんを取り上げたのは、特にジャニーズだからというわけではなく、大きな話題だったからということでした。編集部の方針として、昔からジャニーズに限らず、どの芸能事務所、どの業界につきましても基本的にタブーはありませんし、連載の内容について、ジャニーズから抗議が来たこともありませんよ」
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「アサ芸」はジャニーズとの接点は薄いようだが、井筒監督はテレビでも活躍する身。
ひと昔前なら、ジャニーズから各テレビ局に「井筒は使うな」というお達しが出てもおかしくない状況だが……。
「ジャニーズには、そんなことにかまっている余裕はないんですよ」というのは、芸能事情通。
「今、ジャニーズは事務所を独裁支配してきたジャニー喜多川、メリー喜多川両氏が高齢のため、メディアの支配がままならない状況どころか、事務所内も一枚岩ではない。後継者といわれるジュリー藤島氏はTOKIOにかかりっきり、飯島氏は半独立状態と、権力が分散してしまっていることも理由のひとつです」(サイゾーより)
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